世界の郵便ポスト


★ フランス編 ★

   《パリで見かけた郵便ポスト》

凱旋門で有名なシャンゼリゼ通りにあるポストです。色は黄色です。 利用が多い地域では、二口ポストが二基併設されています。 二口ポストは左側がパリ近郊あてで右側はその他の地域や外国あてとなっています。取集時刻は最終の取集時刻が記載されており、このポストは平日は16時、土曜日12時と記載されています。

パリ市内のビル壁に直接設置されたポストです。 フランス郵政庁LaPostの本社に展示している配達用自転車です。 郵便物を配達する職員と配達用カートを配達先まで送迎する車両です。

壁掛け用ポストは、取集しやすいように、取出し口の下に取集袋を掛けるフックが付いています。 集配員が取集袋をフックに掛けて郵便物をかき出しています。 取集袋は、方面別に色を変えており、左側はオレンジ、右側はネイビーで、車両に戻るところです。

フランス郵政庁で導入している電気自動車(ルノーカングー)です。 荷室には郵便物を600kg積載できます。フル充電で50〜80kmの走行が可能で、最高速度は130km/hです。 後方から見たルノーカングーです。

フランスLigier社の二人乗りの電気自動車です。 後方から見た二人乗り電気自動車です。 荷室は二段になっており、嵩張る郵便物も荷崩れしないように工夫されています。

ボルドー=サン=ジャン駅(gare de Bordeaux-Saint-Jean)のテール・ド・ポルテ通り側に設置されている郵便ポストです。 二次元バーコードやNFCにより、ボルドーの情報がスマートフォンで閲覧できます。 二次元バーコードをスマートフォンでスキャンしたときのデフォルトの画面です。

☆ コメント

@ 集荷は契約により有料です。集荷頻度や荷量により料金を設定しています。

A ポストはビジネス地域等利用頻度の高い地域では2基併設しています。

B 全ポストに点字プレートをつけることになっています。

C ラ・ポストはパリ市の4つの区(第3区、第8区、第15区、第18区)の街路上に新タイプの郵便ポストを設置しています。従来型の郵便ポストだと最終取集は午後4時ですが、新タイプのポストでは午後8時に最終取集を行うのが特徴で、これまでよりも4時間遅く郵便の差出しを行えるようになりました。ただし、午後8時の取集はパリ市内及び郊外向けの郵便物のみが対象で、それ以外の地域宛の郵便については従来通り午後4時にその日の最終取集が行われます。そのため郵便ポストにはそれぞれの宛先別に分けた投函口の上に「20時」「16時」と明記しています。
 「夜間郵便ポスト」を命名されたこれらの新型郵便ポストは、郵便局での投函を補うために導入されました。郵便局で直接に差出した場合には最終取集は午後7時となっています(市内及び郊外向けのみ)。新型ポストの設置場所については各区区役所と協議の上で決めていますが、人通りの多い場所を選ぶのが原則となっています。ただし従来型ポストが1,950カ所に設置されているのと比較すると新型ポストの数は少なく、これは特別な取集作業が必要なせいで、現在取集能力は限界に近づいており、余りに多くの新型ポストを設置するわけにはいかないとラ・ポストでは説明しています。

D CO2削減に積極的であり、小型車を中心に車両の電気自動車化に取り組んでいます。

E ポストは全国に150,000本(2010年度)、郵便局数は17,079局(2010年度)あります。


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